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ついに、パブロ・ミラネースが「LATIN GRAMMY 特別功労賞」を受賞しました。
キューバのみならずラテンアメリカ全土でよく知られた偉大な人ですから当然なのですが、やはり嬉しいですね〜! 詳しい記事はこちら(スペイン語)。 日本でも秋ではなく初夏に発売した『カンシオーン・デ・オトーニョ』が大好評です。 キューバ音楽界の重鎮ふたりによる幻想的なまでに美しい14曲。作品のコンセプトは、「スペインとラテンアメリカの詩人たち」を歌うという、非常に難しい挑戦です。 パブロ・ミラネースは、キューバのみならずラテン・アメリカ全土でたいへん人気のあるシンガー・ソングライターで、1960年代後半にラテン・アメリカで起こったフォーク・ミュージック・ムーブメント「ヌエバ・カンシーオン(新しい歌)」と共感したキューバの新しい歌のムーヴメント「ヌエバ・トローバ(新しい詩-うた)」を代表する大スターです。「ヨランダ」など多くのアーティストにカバーされているヒット曲もよく知られ、全盛期はラテン・アメリカでは、スタジアム級会場でのコンサートのチケットが即完売したアーティストです。 ホセ・マリア・ビティエールは、映画音楽の巨匠で日本でも話題になった映画『苺とチョコレート』のサウンドトラックも担当しました。アフロ・キューバン、サンテリアやプログレの要素を取り入れたキューバン・ロックの先駆け的なバンド、「シンテシス」を経て、母が詩人(後述)ということもあってか、文学との縁も深く、メキシコの著名な作家カルロス・フエンテスの戯曲/オペラ『サンタ・アナ』の作曲も行いました。 本作は全編、パブロ・ミラネースの歌声とホセ・マリア・ビティエールのピアノで表現された詩人たちの世界です。取り上げられているのは、ラテンアメリカで最も偉大な詩人と称されるニカラグアのルベン・ダリオ、そのダリオと並ぶモデルニスモの先駆者で、キューバ独立の父でもあるキューバのホセ・マルティ、やはりモデルニスモの先駆者のメキシコのサルバドール・ディアス・ミロン、ラテン・アメリカで最初のノーベル文学賞を受賞したチリの女流詩人ガブリエラ・ミストラル、スペイン内戦中に銃殺された、日本でも著名なフェデリコ・ガルシア・ロルカ、現代キューバを代表する女流詩人であり、ホセ・マリア・ビティエールの母であるフィーナ・ガルシア・マルースなどに加え、ホセ・マリア・ビティエール自身の作品も含まれています。 どの曲もスペイン語の響きを最大限に活かした美しいものばかりで、それらをビティエール自身によるピアノ伴奏でパブロ・ミラネースが歌うわけですが、2人だけでの演奏は、演奏や歌のうらに見え隠れする感情の機微をお互いに敏感に感じ取りながらも、自由な雰囲気の中で歌い継いでいく、大御所同士ならではの空気に覆われていて、思わず聞き入ってしまいます。その素晴らしい詩は完全対訳付き。翻訳はキューバの作家、音楽学者であるアレホ・カルペンティエールの研究者で多くのスペイン語圏文学の翻訳者でもある柳原孝敦先生にお願いしました。 その柳原孝敦先生が翻訳されたスペイン&ラテンアメリカ文学の作品もいくつか紹介いたします。どれも最高に面白い知的な冒険に満ちた作品ばかりです。 未読の方はぜひ! 出たばかりのセサル・アイラ『文学会議』(新潮クレスト・ブックス)。『わたしの物語』(松籟社)で度肝を抜かれた読者も多かったと思われる新進気鋭の作家の翻訳第二弾。文豪のクローン?
by information_ahora
| 2015-11-20 13:03
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