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キューバが生んだ《現代、ギター音楽の巨匠》レオ・ブローウェル。傑出したギタリストとして活躍していた時期の傑作2枚が、デジタル・リマスターで同時復刻!
クラシック・ギターを学ぶ若いギタリストの中には、レオ・ブローウェルは、キューバの作曲家、指導者であると思っている人がいると聞きました。確かに彼は、作曲家、指揮者、指導者として活躍し、1982年には「ハバナ国際ギターコンクール&フェスティヴァル」を創設し(1年おきに開催)、世界最高水準のギター・コンクールとして多くの世界的ギタリストを送り出しています。 しかし、今では演奏できなくなった事情はありますが、レオ・ブローウェルは世界屈指のギタリストでもあるのです。 本格的なギタリスト活動の期間は20年あまり。その最初期と最後期の録音の2枚のアルバムを復刻しました。いずれも、LPやCDで流通したことがありますが、今では手に入れることが難しくなっている作品です。 ![]() ●本作は、若干26歳の時の初録音アルバムです。1959年にU.S.A.に渡りジュリア−ド音楽院とハートフォード大学で2年間音楽を学び帰国。キューバ映画芸術産業庁(ICAIC)の音楽局チーフに任命され実験的な創作を積極的に行っていた時期の作品で、民族的な特性をその作曲や演奏に大いに生かした選曲、演奏が聞かれます。 ●ブラジルの大作曲家ヴィラ・ロボスの作品から始まり、カルロス・ファリーニャス、ホセ・アルデボルというキューバの作曲家作品を取り上げ、さらに“メキシコ音楽の父”といわれる民族色を生かした作品を多く残したマヌエル・マリア・ポンセの代表曲も取り上げています。そして最後は、レオ・ブローウェル初期の名作「舞踏礼讃」の自演を収録しています。 ![]() ●本作は、初期の前衛的作風から“ハイパー・ロマンティシズム”に移行しはじめた時期の作品(1981年録音)であり、クラシックのみならず、キューバや同じラテン諸国の民族的要素をもった楽曲やU.S.A.のラグタイム、ビートルズの楽曲まで、親しみやすい作品ばかりを取り上げています。 ●アルバムは、バッハのケーテン時代の制作から始まり、映画『スティング』でテーマ曲に取り上げられより一般に知られるところとなったスコット・ジョプリンの「ジ・エンターテイナー」、ブローウェル自身による映画音楽で、代表作に数えられる「11月のある日」、ブラジルのショーロの音楽家ジョアン・ペルナンブコの作品、アルゼンチン民謡に素材を取った楽曲、キューバの舞台音楽やポピュラー音楽の作曲家、エリセオ・グレネーのアフロ系キューバ色濃厚な「キューバの子守歌(ドゥルメ・ネグリータ)」、さらにレノン&マッカトニーの「フール・オン・ザ・ヒル」、ペルーのフォルクローレに素材を取ったブローウェル編曲の楽曲と続き、後半は、マヌエル・デ・ファリャなどスペインの作曲家の作品を、見事な解釈とギター演奏の技量で一気に聞かせてくれます。 レオ・ブローウェルの音楽は、クラシック音楽としての完成度もさることながら、キューバ〜ラテンの音楽的要素が、メロディやリズム、そして演奏のダイナミズムなどに聞いてとれ、音色自体の豊かさが魅力的です。クラシックギター・ファンはもちろん、ラテン・ファンも楽しめるものです。
by information_ahora
| 2014-08-19 18:39
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