ペルー音楽を代表するミュージシャンの相継ぐ訃報が届きました。 一人は、ペペ・バスケス(3月25日没 享年52)、そしてもう一人は、オスカル・アビレス(4月5日没 享年90)です。
追悼特集ページは
こちらです。

ペペ・バスケスは、著名なアフロ・ペルーの音楽一家に生まれた作曲家/歌手で、その作品は多くの歌手に取り上げられています。彼のアフロ 色濃厚な歌は、ペルーのアフロの系譜をまさに体現するものでした。

一方のオスカル・アビレスは、“ペルー最高のギター"と賞され、ロス・モロ チューコス、コンフント・フィエスタ・クリオーヤ、サンボ・カベーロとのデュオなど名グループを結成し、ムシカ・クリオーヤを現代まで引率し てきた巨匠で、歌手としても非凡でした。
そんな偉大なミュージシャン二人を同時期に無くしてしまったペルー音楽の悲しみと痛手は、推し量るべくもありませんが、ペルーには、その志を しっかり受け継ぐ若手達も確実に育っています。
お二人のご冥福をお祈りいたします。
ビーンズ・レコードのペルーCDの解説でもお馴染み、水口良樹氏によるペペ・バスケスへの
追悼文も是非お読み下さい。