日本におけるガリシア語研究の第一人者、浅香武和先生の編訳でおくる、ラモーン・カバニージャスを歌うブックCDが遂に発売されました。
ラモーン・カバニージャス(1876-1959)は19世紀と20世紀というふたつの世紀で活躍したガリシアの詩人です。20世紀初頭には一時的にキューバに移民していたことも知られています。ロサリオ・デ・カストロを輩出したガリシアは詩人も多くでている地方。
本書は詩人の生い立ちから、ガリシア語→日本語の詩群、さらにはコラムなど読み物も充実。
さらには美しいソプラノとピアノ伴奏で歌われるCDもついています。
親しみやすいラモーン・カバニージャスの詩を知るのに絶好の書です!

「ガリシア 心の歌」ラモーン・カバニージャスを歌う
Cantata a Ramón Cabanillas
論創社 定価¥2000+税
スペイン・ガリシア地方が生んだ憧憬の詩人、カバニージャスの詩と音楽あなたに。
初めての〈詩を読み〉、〈詩を聴く〉本。
付属CDに「わが村の空よ」「王様には娘が一人いた」「シール河の砂金採りの」など代表作8曲を収録。
ソプラノ・芳賀美穂
ピアノ・西川理香