先日、食事をしていたら隣のテーブルのOL風の若い女性二人が行ってみたい場所について話しているのが聞こえてきました。「あ〜、それから南米も行ってみたいよね。ブエノスアイレスとか」と。
ブエノスアイレスは南米の都市の中でもかなり認知度高いところです。恐らく日本からの観光客もそれなりに行ってはいると思いますが、いかんせん遠い!
乗り継ぎにもよりますが、2011年に行った際は、家からホテルまで35時間掛かりました。
ツアーで行くと、きっと各地の名所巡りとタンゴ・ショーなどがセットになっているのしょうが、素顔のブエノスアイレスってどんなところ?
その答えはこの映画の中にあります。
もちろん、アルゼンチン音楽が好きな人にもオススメです。

建築とアートの街をめぐる、ひとりぼっちな2人の物語
「ブエノスアイレス恋愛事情」(原題:Medianeras)
新宿
ケイズシネマで11/16〜公開!
以下は
公式サイトから:
ブエノスアイレスでひとり暮らしのマリアナとマルティン。
近所に住んでいるが、まだ、互いのことを知らない。
2人に共通しているのは、恐怖症があること。
マリアナはエレベーター、マルティンは広場と人ごみ。
建築家のマリアナは本業にはありつけず、ショーウインドウのディスプレイを手がけ、相手にするのはマネキンばかり。
マルティンは家にこもるウェブ・デザイナー。つきあっていた女性が犬を預けたまま、米国へと旅立ち、暗い部屋に犬と一緒に残される。買い物はすべてネット。犬の散歩係もネットで調達。精神科医からは、広場恐怖症を克服するには、カメラを通して街や人をみるように、すすめられ写真をとりはじめる。
マリアナも、4年間、一緒に暮らした恋人との別れから未だ立ち直っていない。頭の中も部屋の中も整理できず、片付けられない。段ボール箱には、荷物が入ったまま、昔、ひとりで暮らしていた部屋に戻ってきた。意中の人を探すのは、まるで「ウォーリーを探せ」そのままだ、と思う。どうしてもウォーリーを見つけられないページがある絵本が捨てられない。
ブエノスアイレス。近くて遠い2人。今度こそ、と思いながら出会う相手とはうまくいかない。
この状況から脱したい!と思いながら2人が実行に移したこととは…?