久保田麻琴氏が長年追い続けてきた宮古島の音楽が映像になった!
「
スケッチ・オブ・ミャーク」、2012年9月15日より、東京都写真美術館ホールを皮切りに全国ロードショー!
公式サイト「イントロダクション」から
沖縄県宮古諸島。ここに沖縄民謡と異なる知られざる唄がある。それは、厳しい島での暮らしや神への信仰などから生まれた「アーグ」と「神歌」だ。その唄は宮古諸島に点在する集落の中でひっそりと歌い継がれてきた。特に御嶽での神事で歌われる「神歌」は、やむことのない畏敬の念をもって、数世紀に渡り口承で熱心に伝えられたものである。
ことは音楽家の久保田麻琴が、島でそれら貴重な唄に出会ったことに始まる。本作は、その唄を生んだ人々の暮らしを追うなかで、失われようとしている根源的な自然への怖れと生きることへの希望を見出したドキュメンタリーだ。監督の大西功一は、秘められた島の神事を追い、生活と信仰と唄がひとつだった時代を記憶する最後の世代である老人達を温かく見守りながら、かつての島の暮らしをスクリーンに鮮やかに浮かび上がらせた。
映画を見る前に予習したい方はこちらへ!
映画にも登場するハーニーズ佐良浜と譜久島淳慈さんの東京公演が7月18日(水)に東京紀尾井小ホールにて行われます。宮古島の神歌と古謡を生で体験できるまたとないチャンスです。是非、足をお運び下さい。
【
第一回東京無形文化祭〈人頭税廃止110周年記念~回想と祝祭〉「祈る」―宮古島の神歌と古謡】
2012年7月18日(水)@
紀尾井小ホール
昼公演 開演/15:00開場/14:30
夜公演 開演/19:00開場/18:30
[トーク]*17:00-18:00
全席自由 5000円
学生席 3500円
(当日受付時に学生証の提示が必要になります)
紀尾井ホールチケットセンター : 03-3237-0061 (10:00-18:00 日・祝休)
〈出演〉ハーニーズ佐良浜(歌)、譜久島淳慈(歌、三線)、亀浜律子(太鼓、踊り)
トーク:谷川健一(民俗学、日本地名研究所所長)、大西功一(映画監督)×久保田麻琴(音楽プロデューサー)ほか
聞き手:春日聡(美術家・映像人類学研究、多摩美術大学講師)
監修:久保田麻琴
CDはこちら:「南嶋シリーズ」
PATILOMA 波照間 古謡集1
MYAHK 宮古 多良間 古謡集1
IKEMA 池間島 古謡集
NISUMURA 宮古西原 古謡集