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注目すべき音楽たち!
SUPER CHOLO BAND "Huanca" ![]() 2010年に結成されたスーペル・チョロ・バンドは、ペルー中央高地のフニン県マンタロ谷周辺のフォルクローレとロックを融合させたオリジナリティ溢れるサウンドを披露します。ウアンカ族も多く住むマンタロ谷周辺のフォルクローレに、クンビア、ウアィノ等の要素をプラス、そしてエレキギターやドラムなどの楽器を駆使し、ロック・テイストに仕上げています。強烈なグルーヴと、ペルーの山では欠かせないスピード感のあるブラス隊、高音部が裏声になる独特のヴォーカル、ウアンカヨの街の広場にいそうなお兄ちゃん達がロック魂に満ちた歌と演奏を聞かせてくれます。例えば1曲目の「アディオス・フベントゥ」は名曲中の名曲ですが、アンデスの山道を思い浮かべる素朴さを残しながらも都会的なうねりのあるアレンジで仕上げています。「チョロ」とは先住民、またはその血を引く人のことを指し、かつては差別的な意味合いの強い言葉でしたが、現在ではかなり一般的な言葉になっています。 とにかく一度聞いたら忘れない最高にかっこいい「チョロ・ロック」の誕生です! Radio Beirut Sounds From The 21 Century ![]() レバノンの首都ベイルート、NYのソーホーのようなボヘミアンなムード漂うアーティスティックなジュマイゼ地区に集うバンドのコンピレーションが誕生!ジュマイゼ地区にはここ数年でカフェやバーが次々に出現し、現地の若者だけでなく欧米の観光客にも大人気で夜毎アコースティックなライヴを見ることが出来ます。 「ラジオ・ベイルート」はそんな「今」のベイルートの雰囲気を伝えるコンピレーションです。古くは「中東のパリ」と称されその美しい街並みと自由なムードで旅人を惹きつけたベイルート。1991年に内戦が終結したものの、2006年のイスラエルによる軍事侵攻で空爆を受けました。現在は政治的にも経済的にも落ち着きを見せています。 全13組17曲+1映像(エンハンスド)、伝統的なアラブ音楽の楽器であるウードやヴァイオリンも使いながら、ロックやジャズ的なヴォーカル、しっとりと静かに聞かせるフォーキーなSSW、ラテンのリズムが活躍する曲など、「中東」であることを忘れさせられつつも、時々顔を見せるアラビックなメロディやコブシなどとの見事な調和にうっとりさせられます。 まさに「21世紀のベイルート」がここにあります。 MARIEM HASSAN "El Aaiun Egdat" エル・アイウンは燃えている ![]() マリエム・ハッサンは、1958年スペイン領であった西サハラ生まれ。17歳の頃に政情不安な故郷を後にし、難民キャンプで25年以上もの期間を過ごしています。その間、彼女は西サハラ独立を掲げるポリサリオ戦線のための音楽グループなどで活動。そこで数枚のアルバムも発売しています。その後、スペイン/バルセロナに拠点を移し、『砂漠のブルース』の西サハラを代表する歌手として世界中のファンを魅了し続けています。 そして、そんな彼女の2012年新作。今回はバックを務めるミュージシャンを一新、スペイン人など非西サハラのミュージシャンを起用しています(ただし、前作、前々作と参加していた女性歌手兼パーカッショニストVadiya Mint El Haneviだけは今作にも参加、素晴らしいコーラスを披露してくれています)。エレキギターや親指ピアノ、そしてサックス、口琴といった楽器をバックに聴かせる力強いマリエムのヴォーカルとパーカッション、パルマ(手拍子)から生まれるシンプルなグルーヴ。本作では、かなり実験的な模索を重ねているにも関わらず、彼女のこの強力な唄は、決してぶれることなくどっしりと構えた大地のようなエネルギーを感じさせてくれます。 タイトルにある「エル・アイウン」とは西サハラ=サハラ・アラブ民主共和国の首都とされている場所。西サハラは1976年、独立宣言を出しているにも関わらず、国際連合からは"国"として認められておらず、モロッコからは不法占拠されている状態です。いまだ戦いの続く故郷への思いや闘争心がこのアルバムには詰まっています。 彼女の音楽性のベースとなるHAUL MUSICと呼ばれる西サハラの伝統音楽は、ベルベル人やマグレブ、アラブ、南アフリカなどから流れてきた様々な文化的影響を受けて形成されたもの。ユーユー(アラブ女性が歓喜を表すときに発する雄叫び)やコブシを交え、母語ハッサニア語(ベルベル語混じりのアラビア語)で歌われるその力強い歌には、政治的メッセージとともに、言葉は分からずとも母国への郷愁を女性ならではの感性で、聴くものに強烈に迫ってくる不思議な力を持っています。
by information_ahora
| 2012-06-20 17:37
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