日本経済新聞 2011年12月6日 朝刊文化欄で紹介されたインド人シタール奏者、アミット・ロイの新作。東日本大震災に接し自分にできることを考えて思い立ったアルバムです。アミット・ロイのシタールと歌、タブラに小室武史、パカワジに金子哲也。祈り、鎮魂、希望の想いを込めての演奏が心に響きます。本作の売上げは被災地に義援金として寄付されます。
アミット・ロイは1959年、名高いシタール製作家の息子として西ベンガル州コルカタに生まれ、幼少の頃より父親から音楽を学び、後にシタールをサントシュ・ベナルジーに師事。その後、伝説的なシタール奏者、ニキル・ベナルジーのもと、1978年から師の亡くなる1986年まで師と共に生活しながら学ぶという伝統的な音楽教育を受けました。コルカタでのデビューの際は師を彷彿させる演奏にインドのマスコミは最大級の賛辞を贈りました。その卓越した演奏技術と深い叙情性を持ち合わせた演奏は、時代を超えて受け継がれてきたラーガのムードを忠実に抽き出しており、余分な表現、解釈を必要としません。
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