イタリア映画「あしたのパスタはアルデンテ」

おすすめ映画のお知らせです。
明日8月27日からシネスイッチ銀座で公開されるイタリア映画「あしたのパスタはアルデンテ」！
原題は「Mine Vaganti」。直訳で「ゆるい地雷」でしょうか。うっかりばらせない秘密を狂言回しに物語が展開していきます。



舞台は地図で言えばブーツのかかとの部分にあたる街レッチェ。
レッチェと聞いて思い出すのは、チェーザレ・ディランナ率いるしびれるかっこよさの8／11レーベルですが、この映画はチェーザレのような男くささはなし。物語はパスタ工場を家業とする家族のふたりの息子がともにゲイであることでおきる喜悲劇です。
お話もとても面白いのですが、なんといっても音楽がよい！
「ちんくわんた～み～ら～」は、必ず口ずさんでしまうでしょう。
そして監督のFerzan Ozpetekは18歳でイタリアに渡ったトルコ人。物語の終盤に美しい情景の中流れるのは、故国の大スター、Sezen Aksuの「Kutlama」。心にしみる名曲です。
日本版公式サイトはこちらです。