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ネッサイ 「モンキーズ・ウェディング」(BNSCD-544 )税込価格¥2,520
日本語解説:本郷 泉 ジンバブウェの知られざる歌姫、ネッサイが日本デビュー! Soul、R&Bのモダーンさを身につけた新しい大地の唄。 ![]() ●闘争のレベル・ミュージック、トーマス・マプフーモのチムレンガ・ミュージックが有名なアフリカはジンバブウェから、モダーンなソング・ライティングの類い希なる才能と、アフリカン・ポップスのマナーを同時に併せ持った、まったく新しい感覚の女性SSWが登場しました。 ●ネッサイはジンバブウェ独立闘争の間に、ロンドンで難民として生まれ、祖国ジンバブウェの独立後に帰国。その後、首都ハラレで育ちました。音楽的に恵まれた家庭環境で育った彼女はいろいろな音楽(トラディショナル、ジンバブウェのポップス、レゲエ、フォーク、ソウル等)を聞き、それらは彼女がその後、ミュージシャンとして活動する際のスタイルに大きく影響を与えることになります。 ●「チムレンガ・ソウル」と命名された彼女の音楽スタイルは、彼女の故郷であるジンバブウェや南アフリカのトラディショナルやアカペラやポップスに、彼女が影響を受けたレゲエ、ソウル、ヒップホップ、といった要素を巧みに加えていくことにより生み出されました。 ●2006年リリースの前作、その名も「チムレンガ・ソウル」と名付けられた彼女のデビュー・アルバムはヨーロッパのワールドミュージック・ファンに広く紹介され、その結果彼女のフレッシュなポップソングの数々は熱烈に歓迎され、高い評価を得ると同時に様々なフェスティバルに、ヘッドライナーとして迎えられることになります。 ●そして、ヨーロッパを中心に期待が高まる中発表された当2ndアルバム「モンキーズ・ウェディング」は、南アフリカ特有の温かく、土くさいアカペラの要素や、ジンバブウェ特有のハチロクのリズム、ジンバブウェのショナ族の親指ピアノであるムビラの陶酔的な響きに、彼女のソウルフルなボーカル、都会的な編曲センスがキラリと光る傑作に仕上がっています。現代的なソウル、R&B、ヒップホップのマナーさえも感じさせる本格的なポップスで、アカペラ等多重コーラス・ワークを強調した優しいメロディーに包まれると、不思議と聞いているこちらまで元気にさせられてしまいます。 ●もちろん本作もヨーロッパを中心に好評価を集め、ヨーロッパを中心とした大きなツアーも敢行。また南アフリカのレジェンド、レディ・スミス・ブラック・マンバーゾのツアー・サポートもこなしています。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ V.A.(アリ・ハッサン・クバーン、マフムード・ファドル&MORE)「 エジプト・ノワール ヌビアン・ソウル・トレジャーズ」(BNSCD-546)税込価格¥2,520 日本語解説:サラーム海上 エジプトの中のブラック・アフリカ=ヌビアン。その伝統を伝える好編集盤の登場です。 ![]() ●エジプトから連想するものは? 一般的には、ピラミッド、スフィンクスなどの古代文明、ナイル川やスエズ運河、そして砂漠。さらに正式な国名“エジプト・アラブ共和国”からも想像される、イスラム文化圏の盟主としての姿ではないでしょうか。音楽芸能的には、ウム・クルスーム、アブデル・ハリム・ワッハーブなどの歴史的巨匠やアラビアン・ポップスのスターたちを思い浮かべるのが一般的でしょう。 ●しかし、広い国土を持つエジプトには様々な人種が住み、多様な文化が育まれてきました。このアルバムで紹介しているのは、その中でもヌビアと呼ばれる人たちの音楽です。スーダンとの国境近く、アスワン・ハイ・ダムあたりに住むヌビア人たちは、人種的には、ブラック・アフリカであり、アフリカ大陸のネグロイド系のルーツだともいわれています。 ●そのヌビアンの音楽を代表するアーティストが、アリ・ハッサン・クバーン(1933-2001)です。ワールド・ミュージック・ブーム時に世界的に紹介され、ワールド・ミュージックを代表するアーティストの一人として来日もしている巨人です。彼の音楽は、キューバ音楽とジェイムス・ブラウンからの影響を公言していたように、ファンキー且つグルーヴィー。そこに、ヌビア音楽本来のリズミカルで親しみやすくエキゾチックなメロディーがのり、「ヌビアン音頭」ともいわれる独特な音楽を聞かせてくれました。 ●本編集盤は、そのアリ・ハッサン・クバーンや、彼の影響下に、さらなるファンキーさやジャズ、カリブ音楽の要素を加味したアーティストたち、サルワ・アボウ・グレイシャ、ハッサン・アブデル・アジズなどを収録しています。知られざるブラック・エジプシャンの魅力を十二分に伝えています。 ●このファンキーさ、とぼけたノリは、エチオピークなどのファンにも受け入れられる内容ではないでしょうか。往年のアフリカ音楽ファンから、初心者の方まで、幅広くオススメできるアルバムです。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ヴィシュワ・モハン・バット・アンド・マイソール・マンジュナート 「ヴィララ」(BNSCD-547)税込価格¥2,100 日本語解説:サラーム海上 スライドギターとヴァイオリンの名手による心地よいアンビエントな音世界はインド古典史上の大事件!? ![]() ●ヴィシュア・モハン・バットはシタールのマエストロ、ラヴィ・シャンカールの弟子の中でも最も高名な人物。1994年にスライド・ギター/ブルース・ギターの世界的な名手、ライ・クーダーと共演した「A Meeting by the River」で世界的な評価を得て、そのアルバムはグラミー賞を獲得。以降インド古典界の花形として注目されています。 ●ヴァイオリンを演奏するMYSORE MANJUNATHは、幼少の頃からその類い希なるヴァイオリンの演奏能力とその表現力の幅の広さを評価され、円熟したソロ・パフォーマーへと成長した人物。また彼は早い内から「一流の伴奏者」としての評判も堅持してきた人物でもあり、兄で同じくヴァイオリニストのMYSORE NAGARAJとの美しいデュオは、インド南部の伝統的音楽「KARNATIC」の賞賛されるべきデュオとしてその名が知られています。 ●ヴィシュア・モハン・バットが愛用している”モハン・ヴィーナ”という楽器はバット自身が発明した、鉄弦のアコースティック・ギターとシタールとをかけあわせたようなハイブリットな楽器で、膝の上に寝かせ、スライドギターを操るのと同じように演奏します。メロディーを弾く弦、低音を持続的に出すドローン弦、それに共鳴弦からなり、弦の数は19本にもなります。聞いていただければお分かりのように、非常に神秘的な音色を鳴らします。●このアルバムで具現化された”モハン・ヴィーナ”とヴァイオリンという二つの異なる楽器によるコラボレーションは、より古代(中古イスラム時代)インドの響きを残す南インドの「KARNATIC」と、歴代のムスリム王朝やトルコ帝国のスルタン達、さらにはパターン人やムガル人からの影響で徐々に変化を遂げてきた北インドの「HINDUSTANI」という二つの異なるインド古典の音楽伝統の融合ということをも意味しています。 ●録音は2007年のサプタク・フェスティバルから。サプタク・フェスティバルはインド古典好きには特に有名なフェスティバルで、北と南のインド古典音楽を一度に味わえる最大のフェスティバルです。 ●”モハン・ヴィーナ”とヴァイオリンによる交互のかけあいがジワジワと興に乗ってくると、タブラが補助的に演奏に彩りを加えます。悠久の時を感じさせる二つ楽器の音色は、まるで、長い長い大地を這うようにして流れゆく大河の絶え間ない物語りのように、聞く者の五感を優しく刺激してくれます。稀有の二人の才能が生み出すアンビエントな音世界は、多忙な現代日本人の心に深く響き、癒しの世界へと誘ってくれることでしょう。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ コルダス・ド・ソル 「焚き火」(BNSCD-548)税込価格¥2,310 日本語解説:アクセル長尾(赤い疑惑) アフリカ大陸北西の沖合に浮かぶ島カーボ・ヴェルデからセンティメンタルなメロディーがラテンの風に乗ってやって来た。 ![]() ●「裸足のディーヴァ」ことセザリア・エヴォラを輩出した、アフリカはセネガルの西の沖合に浮かぶ群島、カーボ・ヴェルデより爽やかな8人組による歌声をお届けします。彼らの名前はコスダス・ド・ソル(CORDAS DO SOL)。直訳すると「太陽の弦」。まさに一筋の美しい(希望の)光と音、そしてセザリア・エヴォラと同様のセンティメントを感じさせるバンドです。 ●彼らはカーボ・ヴェルデ群島の中のサント・アンタン島の出身。火山性の島で、南北を火山で分けられた人口5万人弱の島で、漁業と農業を主幹産業とする自然豊かな土地です。そんなサント・アンタン島のポピュラーな音楽として親しまれているサンジョン(Sanjon)を取り入れた音楽で彼らは1994年からバンド活動を始め、人気を集めるようになります。 ●結成から5年後の2000年、満を持してリリースされたファーストアルバム「LINGA D'SENTONTON」、続いて2002年にリリースされたセカンドアルバム「MARIJOANA」でカーボ・ヴェルデ国内での彼らの人気を不動のものとします。それでも彼らの唄の内容は結成当初から変わらず、島での暮らしのことであり、島の主要産業であるサトウキビのことであり、当然、サトウキビから作られるラム酒のことなどです。 ●この2枚のCDリリースの成功を機に、彼らはヨーロッパやブラジルの数都市でツアーを行い、そこでマヌ・チャオなど、世界で活躍するミュージシャンとの交流や刺激を経験することになります。そしてセザリア・エヴォラの存在を全世界に知らしめた名門レーベル、ルスアフリカ(LUSAFRICA)に見出され2004年にサード・アルバム「TERRA DE SODADE」をリリースし、音楽性の幅も徐々に広がっていき、よりワールドワイドな標準に近づいています。 ●本作はそれから何とも6年ぶりの新作ということになりますが、音楽性を大きく変えたりすることなく、彼らの島、カーボ・ヴェルデの音楽である、サンジョン、コラデイラ、モルナ、サンバ等を主体に、余計な要素を極力排除したシンプルで哀愁のある唄の数々がとにかく気持ちいい作品に仕上がっています。編成は男女のツイン・ボーカルにパーカッション3人、ギター2本、カバキーニョ1本にベースという賑やかな構成。とはいえ徹底的にアコースティックに拘った彼らの紡ぐサウンドは非常に優しく涼やか。特筆すべきは、本作から加入した女性ズーク・シンガー、CEUZANY PIRESの清涼感のある声が、コルダス・ド・ソルのアコースティックサウンドと非常に相性がよいこと。哀愁漂うメロディーが男女の混声で迫ってくると胸をギュッと締め付けられること必至でしょう。●カーボ・ヴェルデの音楽は90年代前半にフランスを経由し、セザリア・エヴォラがワールドワイドに成功を納めるまではほとんど注目されてませんでしたが、最近ではチェカや、カーボ・ヴェルデ島にルーツを持つマイラ・アンドラーデ、サラ・タヴァレス、ルーラ等、ワールド・ミュージックシーンを彩るアーティストが続々現れています。そんなカーボ・ヴェルデの極めてシンプルで優しい唄とアコースティック・サウンドを愛でる8人組、コルダス・ド・ソル。爽やかな涼風をお届けいたします。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ガリア・ベナリ「ウム・クルスームを歌う」(BNSCD-549)税込価格¥2,520 日本語解説:及川 景子(アラブ音楽ヴァイオリニスト) 死後30数年を経た今も燦然と輝く“エジプトの星”、“アラブの至宝”、ウム・クルスームの名曲に若きチュニジア人ヴォーカリストが挑戦! ![]() ●才気溢れるチュニジアの女性歌手、ガリア・ベナリが「アラブ音楽の至宝」ウム・クルスームを歌うアルバム登場!その偉大なる歌唱と伝説的な数々のエピソードで、死後30数年を経ても尚アラブ世界全土で今現在も愛され敬われ続け、「エジプトの星」として燦然 と輝き続けるウム・クルスームは、エジプト音楽黄金期の立て役者のひとりでもあります。 ●ベルギー生まれで3歳から21歳までの多感な時期を両親の故郷チュニジアで過ごしたガリア・ベナリ。彼女は4歳の時にウム・クルスームの「Al Atlal」を古いLPで聞いた時から、ずっと心に持ち続けながらも、プロのシンガーとしては「そう簡単には歌うことが出来ない」と、レパートリーにすることは躊躇してきたといいます。しかし、ついにガリア・ベナリはウム・クルスームを歌う決心をしました。ただし、黄金期のウム・クルスームのような荘厳なオーケストラをバックに ではなく、ウード、ベースとパーカッションというシンプルな演奏で。それは「偉大なエジプトの星と競うのではなく、全く別の解釈でシンプルに且つ 身近な雰囲気で歌いたい」という思いから生じました。 ●本作が4枚目のアルバムとなるガリア・ベナリは、現在もベルギーに住みながら音楽活動を続けています。ルーツであるチュニジアを含む北アフリ カ、アラブ音楽だけでなくインド音楽やフラメンコにも造詣が深く、女優としてトニー・ガトリフ監督の「僕のスウィング」に出演するなどマルチな才能を発揮しています。彼女の艶やかで深みのある歌声が、円熟し堂々たるエンタテイナーになる前の若き日のウム・クルスームを蘇らせたと言っても過言ではないでしょう。収録曲は真の名曲ばかり、特に「Al Atlal」は20分以上の堂々たる作品になっています。アラブ、エジプト音楽ファンやベリーダンス関係の作品に興味のある方だけでなく、ワールド・ミュージックの偉大な1ページとして聞いていただきたい作品です。
by information_ahora
| 2011-04-18 17:55
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