書籍のご紹介です。
スペインというとどの地域を思い浮かべますか? ガウディやミロやダリ、そしてルンバ・カタラナのバルセロナ? ケパ・フンケラのバスク? アルハンブラ宮殿とフラメンコのアンダルシア? プラド美術館のある首都マドリード?
ほとんどの日本人はガリシア地方をご存じないと思います。
ここ数年、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの「巡礼ブーム」で少しは脚光を浴びましたが、残念ながら知名度はいまひとつではないでしょうか。
スペインにありながらケルト文化圏という特異な文化的背景を持ち、音楽ももちろんケルトの名残りをとどめた独特なものです。また、漁業が盛んでグルメをうならせる美味しい魚貝料理でも有名、そして、世界中で大きく展開しているファッション・ブランドZARAの生まれ故郷。と、言われてみれば「なるほどね」と思われることがいっぱいです。
でも、実際、どんなところでどういう歴史があったのでしょうか?
と思われた方にお薦めしたいのがこの本です!
「スペインのガリシアを知るための50章」
明石書店
四六判、ソフトカバー、312ページ
定価2000円(+税)
ISBN 978-4-7503-3337-3
書店に並ぶのはおそらく3月10日前後と思われます。
実はコラムのひとつ、現代のガリシア音楽の部分を担当しました!
弊社のサイトでも販売予定です。
また、合わせてガリシア音楽フェアを開催します!
乞うご期待!
よろしくお願いいたします。